サツドラHDが「EZOHUB TOKYO」をオープン
サツドラホールディングス(本社・札幌市)が地域特化型リージョナルインキュベーションオフィス「EZOHUB(エゾハブ) TOKYO」を5月29日にオープンした。
場所は、東京都品川区東品川2丁目天王洲Tビル1階。東京モノレール「天王洲アイル」駅から徒歩4分の好立地だ。道内の自治体、企業、教育機関などの東京拠点としての役割を果たし、北海道の魅力を活かしたイノベーション創出を目指す。
NTTドコモ、キヤノン、ヤマト運輸などの大手企業のほか、北海道、札幌市、上川町、函館市などの自治体や北海道大学、北海道科学技術総合振興センターなどの教育・研究機関もパートナーとして参加している。
オフィスには、常駐するインキュベーションマネジャーが会員企業や自治体の課題解決マッチングを支援。コワーキングスペースは約50席の共有席や個室、貸会議室などが設置され、イベント時は最大100人収容可能な会場としても利用できる。
北海道に関するさまざまな情報を集積したデータベースも構築し、北海道と日本全国をつなぐハブとしての役割を果たす。
富山浩樹サツドラホールディングス社長 CEOは「15年連続で都道府県魅力度ランキング首位に輝く一方で、少子高齢化が進む課題先進地域でもある北海道と全国をつなぐHUBとして、道内外のヒト、モノ、カネ、チエの流動を最大化し、北海道から日本の未来をつくるというのがビジョンです」と語る。