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大日本プロレスが8大会11連戦を道内各地で開催

1年間タイトルを守り切った青木優也選手

「四ツ葉工芸」(本社・神奈川県、登坂栄児社長)運営の大日本プロレスが、29年連続となる北海道シリーズを7月に開催。8大会を11連戦の過密日程で行う。なかでも注目されているのが、7月中旬から始まる3つの大会だ。

 毎試合、熱戦が繰り広げられる「大日本プロレス」。29年連続、北海道でシリーズを開催しており、その熱く激しい闘いを楽しみにしている道内ファンは多い。

 7月には、道内各地で8つの大会を11連戦で開催。大会には約30人の選手が来道する予定だが、看板選手である現BJW認定世界ストロングヘビー級王者・青木優也選手がインタビューに答えてくれた。

「北海道に来るのは毎回楽しみだが、今回は旭川を皮切りに11連戦。移動もあるのでサバイバルツアーです。『この時代に大日本、大丈夫か』と言われるが、これが大日本です」と青木選手は笑う。

 とくに注目なのが7月15日から4日間、ペニーレーン24(札幌市西区)で開催される「ヨンギラ」、7月20日に北広島市広葉交流センター(北広島市広葉町3丁目1)で開催される「大後悔」、7月21日に函館総合卸センター流通ホール(函館市西桔梗町)で開催される「Welcome to recollection」だ。いずれも〝新太平洋運輸株式会社presents〟として開催される。

 新太平洋運輸(本社・北広島市、佐藤信也社長)は北広島市に本社を構える運送会社だ。元々プロレスファンだった佐藤社長が、同団体の北海道営業担当・高橋二郎氏と交流を持ったことからサポートを開始。「運転手の募集をしているので企業ブランドの向上や、地元の活性化につながれば。北広島大会なので、北広島市民なら見た事あるタイトル名をつけました。今大会に来ないと〝大後悔〟しますよ」(佐藤社長)と大会の後援や主催も行っている。

「北広島市でプロレスをやるのは大日本だけです。ここ4年、北広島市で開催してきて地元にも根付いてきた。思い入れも強いので、ただの地方大会ではなく特別なことをしたい。北広島大会だけのゲスト選手も来るので、楽しみにしてほしいです」(青木選手)。

 また、札幌ペニーレーン24で開催される「ヨンギラ」では、日替わりゲストのX選手が登場。昨年の大会でも同様にX選手の登場があり、会場は大興奮となった。

 青木選手は「ヒントは、プロレスファンにはお馴染みのビッグネーム。楽しみにしていてほしい。『ヨンギラ』という名称も『4日間ギラギラとした戦いを見せたい』という思いから。11連戦というどこもやらない熱い戦いをぜひ見にきてください」と意気込む。

 詳細は☎045・507・1751、または大日本プロレスウェブサイト、各種SNSで。チケットは各プレイガイドで発売中。

「ヨンギラ」のポスター写真
「大後悔」のポスター写真