エースが全従業員に向けた経営方針説明会を開催
総合物流事業を手掛けるエース(本社・石狩市)が4月14日、札幌サンプラザで「2024年度経営方針説明会」を開催。全従業員を対象とした説明会は、5年ぶりとなった。
エースグループは、石狩湾新港エリアを拠点に道内、東北、関東で物流事業を展開。約1700人の従業員を抱える道内有数の総合物流グループだ。
4月14日に行われた2024年度経営方針説明会では、道央エリアの従業員270人(パートを含む)が参加した。これを皮切りに、道内各地や本州エリアでも説明会を随時開催しており、全ての従業員に、「祝40周年」の文字が刻印された北菓楼のバームクーヘンが配られた。
今年度の経営方針は「ピンチはチャンスだ!さあ、ワクワクしよう…」。林博己会長は「現在、運送業は2024年問題や働き方改革、ドライバー不足など、危機的状況にあります。しかし、疲弊している運送業の中で当社は、社員やお客様、協力会社の皆様のおかげで業容を拡大しています。今年3月には、愛知県名古屋市の物流会社を取得し、ついに東名阪を網羅しました。今後さらに拡大していくためにもピンチをチャンスと捉え、社員の皆様には楽しく働いてほしい」と語り、従業員へ感謝の言葉とエールを贈った。
また、4月から外国人労働者の特定技能に自動車運送業が追加されたことを受け、外国人労働者の積極的な採用やドローンを活用した輸送など、将来的な取り組みも発表された。