ほっかいどうデータベース

札幌中国友好協会が留学生対象の料理教室を開催

北海道みらいキッチン「GOKAN」で開催

NPO法人札幌中国友好協会(青木雅典会長)は3月10日、札幌市内に在住する中国人留学生を対象に料理教室を開催。協会員と留学生とがグループを組み調理を実践した。

 今回の料理教室はアイビック食品(本社・札幌市東区)に付設する未来型のセントラルキッチン「GOKAN」で開催。中国駐札幌総領事の夏少傑代理総領事をはじめ、大学生を中心とした札幌在住の中国人留学生のほか、同協会の会員ら全20人が参加した。

 当日は5つのグループに分かれてスタート。〝料理の達人〟と呼ばれるアイビック食品の吉倉彩香さんから指導を受け、だし巻き卵、うどん、タコスの3品を調理し、最後は全員がミーティングスペースに移動して食事を楽しんだ。

 青木会長は「これまでは巻き寿司や豚汁など、お決まりのパターンだったが、今回は和・洋・中のメニューで、しかも憧れのキッチンで開催できうれしく思う」と挨拶すると、夏代理総領事も「中国でも『食が一番大事』の意の諺がある。日本と中国は食文化でも関係が深く、本日はこうしてお招きいただき感謝します」と謝意を述べた。

 札幌中国友好協会は1999年に設立。中国の関係機関と連携し、北海道と中国との青少年の人的交流事業など、両国の友好親善に寄与する活動をしている。

協会員と中国人留学生とがグループとなり、それぞれが3品を調理