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くきつ

山仲啓雅社長と打ち合わせを行う若手社員

社内全体で誠実さを追求し、顧客満足度を向上

 札幌市内を中心に、プロパンガスの供給と賃貸物件の管理を手掛ける。

 山仲啓雅社長が常に口にしているのが〝顧客第一主義〟だ。物件オーナーはもちろん、入居者にも目を配り、サービスを提供している。

 その象徴が入居者の生活費負担を軽減する「ガス安君」だ。独自に開発したメーターを使い、ガスの用途を調理、給湯、暖房に分別、暖房に使用したガス料金を40%割り引くというもの。特に、北海道は冬場に暖房費が高騰し、多額の光熱費が退去率に影響することもある。ガス代を抑えることで、顧客第一主義を具現化し、入居者や物件オーナーから高い満足度を獲得している。

 また、物件ごとにガス料金が異なる会社が多いが、同社では全戸同一料金に統一。さらに保安体制も強化し、スピーディーな対応を徹底しており、顧客への誠実さがうかがい知れる。

 山仲社長は「物件オーナー様、入居者様にご満足いただけるよう、社員には常に顧客への誠実さと謙虚さを持って行動してほしいと伝えています。社員が成長することでサービスも向上し、ガスの供給数や入居率向上にもつながっています」と話す。