札幌円山腎・泌尿器科クリニック
泌尿器異常を通じ、疾患の早期発見に注力
他の診療科目に比べ泌尿器科の医療機関は数が少なく、受診遅れにつながる。
札幌市以外の患者からも選ばれている「札幌円山腎・泌尿器科クリニック」は〝受診しやすい泌尿器科〟をコンセプトに掲げ、2009年に地下鉄東西線「円山公園」駅から徒歩1分の好立地に開設した。
「単なる血尿だと放置した結果、深刻な疾患だったというケースがあります。膀胱がんや前立腺がんが悪化したり、自覚症状がない慢性腎臓病などが見逃されやすい」と話す続多香子院長。
勤務医時代に腎移植や透析医療に苦しむ患者を診療した経験から、腎疾患の生活指導を含めた予防と早期発見にも力を注ぐ。
そのため診察では「患者さんの話を丁寧に聞き全身を診ることを心掛けている」と語り、気になる点を感じれば、直ちにエコー検査を実施する。
「腹痛や腰痛、頻尿など泌尿器系の疾患が疑われる症状には、他の疾患が隠れていることもあります。腹膜炎や子宮頸がん、大腸がんが発覚したケースもあるので、専門医の受診をおすすめします」と続院長。