さっぽろ内科・リウマチ膠原病クリニック
患者に寄り添ったリウマチ治療を実践
自己免疫疾患の1つであるリウマチは現在、国内に70万人以上の患者がいるとされる。20年以上にわたり、リウマチの治療と研究に力を入れている近祐次郎院長のもとには、全道から多くの患者が訪れる。
診断は血液検査やレントゲンが一般的だが、MRIやエコーなども駆使し、リウマチと症状が似ている乾癬性関節炎や強直性脊椎炎といった疾患も的確に診断する。
リウマチの治療は内服薬、生物学的製剤を用いた点滴、注射などがメーン。同院では国内で認証されているリウマチ治療薬の全てを扱い、患者のニーズに応えている。薬剤の知見も豊富で服薬指導をはじめ、副作用の説明も徹底。患者に寄り添った診療を行う。
患者数の増加を受け、2021年に点滴・検査室を新設。22年には院内血液検査を開始した。北海道大学病院からの患者も受け入れるなど病診連携も強化し、診療体制の充実を図っている。
一方、個人活動では札幌市医師会の理事も務めるなど、活躍のフィールドを広げている。