北海道中央バス
「安全・安心」で創業80周年 地域社会との連携を強化
戦時下の1943年(昭和18年)3月1日に、戦時統合令により誕生、創立して80周年を迎えた「北海道中央バス」。道央圏を中心に路線バス、都市間高速バスなど各種事業を展開。「安全輸送と旅客サービスの提供」を通じて地域社会とともに歩み、貢献することを経営の基本方針に掲げる。
深刻な人手不足など、事業を取り巻く環境と利用者ニーズが大きく変化する中、23年10月、オフィシャルサプライヤーを務めるプロバスケットボールチーム「レバンガ北海道」との連携をさらに強化。「スポーツをツールとした地域活性化」の取り組みとして、ラッピングバスの運行など、多角的に連携を強化することでさらなる地域貢献・社会貢献を果たしていきたい考えだ。
ワーク・ライフ・バランスを推進するための取り組みにも力を入れている。女性従業員はもちろん全従業員が働きやすい職場環境の実現に向け、短時間勤務制度等の適用期間の拡大・柔軟化、子育て交流会の開催等、さまざまな支援制度の拡充・新設を行っており、「札幌市ワーク・ライフ・バランスplus企業(先進取組企業)」に認定されている。
今後も関係する各自治体等とさらなる連携を取りながら、地域公共交通の砦であるバスを「地域の足」として守るべく、新たな一歩を踏み出す。