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北海道中央バス

「安全輸送と旅客サービスの提供」が経営の基本方針

「安全・安心」のバスを提供。地域社会と連携を強化

 道央圏を中心に路線バス、都市間高速バスなどの各種事業を展開。「安全輸送と旅客サービスの提供」を通じて地域社会とともに歩み、貢献することを経営の基本方針に掲げる。

 深刻な人手不足や燃料費高騰のほか、コロナ禍を経て利用者ニーズも大きく変化し、バス事業を取り巻く環境は厳しさを増している。こうしたなか同社では、道内各地の観光関連事業にも力を入れる。

 海外からの観光客などで賑わう「ニセコアンヌプリ国際スキー場」では、レストラン「ヌックアンヌプリ」の夏季営業を開始したほか、併設する「ニセコ温泉郷いこいの湯宿いろは」との一体運営により、通年リゾートとして新たな観光需要を開拓している。

 また「砂川ハイウェイオアシス館」では、農業生産者との連携を図り、地元の特産物を販売するなど、空知を代表する観光施設として国内観光客はもとより、地元客の利用拡大も目指している。

 一方、プロバスケットボールチーム「レバンガ北海道」やプロサッカーチーム「北海道コンサドーレ札幌」と連携し、「スポーツをツールとした地域活性化」にも取り組んでいる。ラッピングバスの運行など、多角的に連携を強化することで、さらなる地域貢献・社会貢献を果たしていく考えだ。今後も「地域社会との絆」を深めながら、バス事業をはじめ、全ての事業において「安全・安心な社会の実現」に向けてたゆまぬ努力で歩み続ける。

ニセコアンヌプリ国際スキー場
砂川ハイウェイオアシス館は「空知のお米コーナー」など生産者とも連携
「レバンガ北海道」ラッピングバスも運行