本格インド料理の雄。 ニセコ方面に業務を拡大

　来日して45年、札幌にインド料理レストラン「タージ・マハール」１号店を開いてから42年が経過した。 開店当時は本格的なインド料理店がなく、それならばとファッション界からの転身に踏み切った。

　日本人の好みに合う味や材料を模索し、母国から多種多様なスパイスを取り寄せ、漢方の効能も加味するなど独自の味を提供。現在は札幌と岩見沢のほか、倶知安、ニセコ、ヒラフ、喜茂別に店舗を構え、ニセコエリアに力を入れる。

「レストランや民泊施設をリース、レンタルする新事業を、ニセコ方面にある当グループの敷地で計画中です」と、具体的なプランを進めている。 

　現在は北海道インド観光名誉領事、在日インド商工会議所北海道会長を務めており、倶知安ロータリークラブ、札幌青年会議所シニアクラブにも所属。モディ首相との親交もあり、北海道とインドの親善・交流に尽力している。