持ち株会社を設立。道外での存在感も高まる
瀬尾 浩史氏 H.Eエナジー社長
創業8年。野立て太陽光発電設備の施工販売で道内トップシェアを誇る。
23年5月には「H・Eグループ」を設立し、持ち株会社制へ移行。グループ全6社で新たなスタートを切った。
「再エネ業界は、技術の進化やトレンドの移り変わりが速い」と話すが、ニーズは的確に捉えている。
大手企業との共同事業も進行中だ。コープさっぽろが太陽光発電の電力を全店舗へ自己託送するプロジェクトに、伊藤忠エネクスとともに参画。全道200カ所で太陽光発電所の土地取得から建設までを担っている。
日本ハムグループの養鶏事業にも自己託送で電力を供給していく。同プロジェクトは24年春からスタート予定だ。
一方で足元も固める。23年12月には東京支店も開設。仙台支店に続き、道外2つ目の支店を設置した。事業エリアは着実に拡大している。