3つの事業戦略を掲げ、北海道への貢献を目指す
大久保 正孝氏 ポッカサッポロ北海道社長
23年11月、社長に就任した。
「3つの事業戦略で北海道に貢献したい」と意欲を見せる。
1つ目は、レモンの価値を伝えること。「ポッカレモン100」を主力商品として投入するレモン果汁市場では、圧倒的なシェアを誇る。
「レモンの成分には疲労感軽減や抗酸化作用などがあります。レモンの健康価値をさまざまな形で伝えていきたい」
2つ目は「北海道コーン茶」「北海道富良野ホップ炭酸水」など、道産素材を使用した商品への注力だ。
「継続的な販売が生産者のためになる。魅力を道内をはじめ、全国にも発信していく」
3つ目は、炭酸飲料の「リボンブランド」を活用した地域貢献。22年には、ブランドキャラクターのリボンちゃんと道内179市町村をめぐる書籍も発刊している。
「道民に親しまれているリボンちゃんを通して、地域課題の解決に努めていきます」