Wi-Fi需要が拡大。再エネ分野も一気通貫で対応
猪又 將哲氏 ファイバーゲート社長
Wi‐Fiの普及にいち早く取り組んだ先駆者。集合住宅や宿泊施設、オフィス、商業施設はもちろん、人手不足を背景にDX化が急速に進む医療・福祉の現場など、さまざまなニーズにも応えている。
一方、自家発電と自家消費設備を完備した次世代型賃貸住宅を埼玉県川口市で運用。クラウド上で発電・給電を制御、監視するオペレーションシステムを構築している。今後は、太陽光パネルおよび蓄電池によるオフグリッド化に通信サービスを組み合わせて一気通貫で対応する方針で、24年春にはパッケージ化した新商品をリリースする。
電気を〝自給自足〟する賃貸住宅の商品化も計画中だ。
「共用部や専有部の電気代が抑えられるほか、類似物件がなく賃料を高く設定しても満室稼働で高利回りを確保できることが実際の運用でわかった。不動産投資家にも提案していく」