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〝構内インフラ・インテグレーター〟へと進化

(いのまた・まさのり)1965年愛知県生まれ。北海道大学経済学部卒業後、損保会社を経て通信業界に転身。2003年同社をインターネット関連事業として創業。マンションインターネット、Wi‐Fi事業などを手掛ける。19年東証1部(現プライム市場)、札証に上場。一般社団法人集合住宅デジタル高度化協議会理事。

猪又 將哲氏 ファイバーゲート社長

 通信キャリアや大手ISP事業者の代理店として創業。賃貸マンションなど集合住宅のネット環境構築のほか、ホテルや商業施設、医療機関、公共施設などさまざまな分野でWi‐Fiサービスを提供する。通信機器の製造内製化や株式上場、再生エネルギー分野への進出など事業を成長させてきた。

 24年からは第5ステージと位置づけ、〝Wi‐Fiソリューション企業から構内インフラ・インテグレーターへ〟というテーマで事業を進めている。

「我々のようなベンチャー企業でも〝構内〟に限れば通信や電力というインフラを担うことができる。通信サービスだけでなく電力等の他のインフラサービスを組み合わせることで当社の独自性と企業価値を高めていく。経常利益100億円以上の〝総合インフラインテグレーター〟へと成長させたい」