中国との交流・貿易事業の新展開に取り組む
青木 雅典氏 青木ビジネス企画センター社長・北海道日中友好協会会長
23年はビジネス活性に向けて新たな動き、諸準備に取り組んだ年だった。中でも、社業の顔ともなってきた対中国貿易・交流事業が新しい展開を見せ始めている。
「24年は米、野菜、果物など北海道の農産物で億単位の輸出が見込めるほか、製鉄関係の資材といった新たな分野の引き合いも期待できそう」
06年から務めている北海道日中友好協会会長をはじめ、中国人民政府から委嘱されている民間交流使者役の肩書が新たに加わり、信頼の厚さがうかがえる。
「経済・観光面で北海道の関係機関・企業との国際会議の開催も予定されており、アフターコンベンション、通訳、記録も含めた総合的な仕事を手伝うことになる」
日中両国の交流活性化に欠かせない両国の人材育成事業でも、従来培ってきた人脈を生かしての新たな取り組みを視野に入れている。