社会福祉法人登別千寿会が開設40周年で祝賀会
社会福祉法人登別千寿会(千葉泰二理事長)が特別養護老人ホーム「緑風園」を開設してから40周年を迎えたことを受けて、11月4日に第一滝本館で記念祝賀会が行われた。
登別温泉麓の自然豊かな山間に位置する「緑風園」は、1983年(昭和58年)4月に当時の医療法人千寿会「三愛病院」の千葉壽良院長が開設。同年9月には常陸宮妃殿下が訪れて植樹をしたことでも知られている介護施設だ。
当初、定員50人からスタートしたが、99年に50人増床。現在は定員105人で運営しており、2003年に敷地内で掘削した源泉掛け流しの天然温泉が人気となっている。
11月4日に行われた記念祝賀会には、堀井学衆議や小笠原春一登別市長、赤根広介道議らが駆け付けたほか、歴代の貢献従事者や地元関係者、協力業者など51人が参加した。
冒頭の挨拶で千葉泰二理事長は「多くの関係者さまのおかげで40周年を迎えることができました。今後は人口減少や働き手の確保などさまざまな問題が考えられますが、そのような背景の中でも利用者さまから『入所してよかった』と言われ続ける愛される施設であるよう職員一同がんばっていきたい」と挨拶した。
登別千寿会は、特別養護老人ホーム「緑風園」を中心に、ショートステイやデイサービスなど複数の事業を運営。18年4月にはサテライト型特別養護老人ホーム「ニナルカの里」を開設して、さらに多くの利用者にサービスを提供している。