ほっかいどうデータベース

中本土建

本社敷地に併設した給水施設「北の龍神」

水資源を地元に無償で開放。
地域社会に貢献

今年で設立70周年を迎えた「中本土建」。空知エリアを中心に、農地整備や道路改修・舗装など公共事業を主軸とした土木工事全般を手掛けている。1953年の設立以来、地域に根ざし、深川市の発展に貢献してきた。

その同社の姿勢を表すのがCSR活動だ。最近では、6月に本社敷地内の地下水施設を整備して、給水施設を新設し地域住民の休憩施設として無料開放した。

「北の龍神」と命名したこの給水施設は、水飲み場に日よけとなるサンシェードを設けたほか、トラックなどに登載した農業用タンクにも短時間で給水できる専用の給水栓も設置している。また、近年増加する自然災害に備え、自家発電システムを併設。災害による停電や断水時でも、給水できる体制を整備している。

中本大至良副社長は「北の龍神は、納内地区で使われていた地下水漕を再利用したものです。当社は深川市の発展とともに成長してきました。今後も積極的に地域貢献に取り組み、地域から必要とされる会社を目指すという我々の思いを次世代につないで行きたい」と語る。

中本大至良副社長