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新太平洋運輸が大日本プロレス北海道大会を主催

デスマッチヘビー級王座の石川勇希選手(左)と世界ストロングヘビー級王座の青木優也選手

「四ツ葉工芸」(本社・神奈川県、登坂栄児社長)が運営する大日本プロレスが、10月に北海道シリーズを開催。10月21日には「新太平洋運輸」が主催する試合を北広島市で、22日には協賛企業として参画する試合を札幌市で行う。

熱く激しい闘いを繰り広げる「大日本プロレス」。北海道では28年連続でシリーズを開催しており、10月にも道内で5つの大会を開催する。

10月21日に北広島市広葉交流センター(北広島市広葉町3丁目1)で開催されるのが「新太平洋運輸株式会社presents『BIG〝B〟STYLE2023 to the next  ありがとう』」だ。

同大会を主催するのは北広島市に本社を構える新太平洋運輸(本社・北広島市、佐藤信也社長)。元々プロレスファンだった佐藤社長が、北海道営業担当の高橋二郎氏と親しくなったことから同団体をサポート。運転手を募集していることもあり、知名度向上と企業ブランディングの一環として大会の後援や主催も行っている。

大会には約40人の選手が出場予定。このうち青木優也選手は、現BJW認定世界ストロングヘビー級王者だ。「北海道に来るのが毎回楽しみ。ご飯が美味しいのはもちろん、声援がいつも力になっている」と語る。

一方、函館市出身の石川勇希選手は、現BJW認定デスマッチヘビー級王者。「チャンピオンになって初めて地元北海道で試合ができると思うので、成長した姿を見せたい」と意気込みを語る。新太平洋運輸の佐藤社長とは普段から親交があり、「7月に函館で大会があった時もスポンサードしてくれて大成功した。札幌から観客を連れてきてくれて盛り上げてくれた」とも話す。

また青木選手も「普段から若い選手にも気にかけてくれて、SNSをチェックしてくれている。今回の北海道でも熱い試合を見せて、佐藤社長に恩返ししたい」と意欲的に語る。

翌22日には、ガトーキングダム・サッポロ(札幌市北区)で2年に一度のビッグマッチ「新太平洋運輸株式会社presents『NEW STANDARD BIG〝B〟~ありがとうが爆発する日~130 One thirty』」を開催。今回の北海道大会のメーン大会となっている。同社は協賛企業として参画する。タイトルマッチも多彩に組まれており、4時間を超える予定だ。21日の大会はその調印式も兼ねた前哨戦となっている。

「若い力と勢いで、チャンピオンとして大日本プロレスを引っ張っていく」と青木選手が意気込めば、石川選手は「伝統あるデスマッチのその先の歴史を作っていく。強くなった石川勇希を見せたい」と熱く語った。

詳細は☎045-507-1751、または大日本プロレスウェブサイト、各種SNSで。チケットは各プレイガイドで発売中だ。

今大会のポスター。約40名が来道する
今大会のポスター。約40名が来道する