全国生協初。コープさっぽろが新卒の通年採用を開始
コープさっぽろ(本部・札幌市、大見英明理事長)は3月1日から新卒者の「通年採用化」を開始し、年間を通して採用活動を行う。2020年度から導入した新卒者の春・秋「2期採用」をさらに拡大した格好だ。
近年は9月に卒業する留学生をはじめ、学生が就職する時期、希望するタイミングもさまざま。学生の職業選択機会の増進、多様な経験をした人材の雇用につなげる狙いだ。
対象は、春に卒業および前期卒業の大学院・大学・短大・専門学校生に加え、海外大学留学経験者、春卒業者で就職先未決定者、就業経験がある卒業後5年程度の第2新卒となっている。
選考方法は従来と変わらず、エントリーシート・適性検査・2回の面接。
新卒通年採用は徐々に増えているが、まだまだ多くはない。生協としてはコープさっぽろが全国初の試みとなる。