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ネットワークを固め国内業界トップシェアを狙う

(やまだ・さとし)1968年石狩管内当別町生まれ。88年より調査業に携わり、数多くの依頼者の悩みを解決に導く。04年から「さくら幸子探偵事務所」を屋号に独立。07年にアイ・アイ・エス設立。16年に全日本総合調査業協会副会長、18年に北海道総合調査業協会会長、21年に全国調査業協会連合会副会長に就任。

山田 聡氏 アイ・アイ・エス社長/さくら幸子探偵事務所代表

「さくら幸子探偵事務所」を全国に展開。一代で探偵調査業界の国内大手に押し上げた。

「22年は慌ただしく過ぎた1年でした」と振り返る。

22年2月に大阪支店を拡張移転。3月には札幌本社を札幌駅北口に移転し、さらに9月には京都支店を開設した。これにより、拠点は23カ所に広がり、強固なネットワークを作り上げた。

また、子会社と連携して札幌市内で民泊事業もスタート。道内の観光マーケットの発展にも貢献していく構えだ。

業容が拡大するなかで、組織力の底上げも推進する。元埼玉県警部補で犯罪評論家の佐々木成三氏をアンバサダーに迎え入れ、対面の社内研修も2年ぶりに再開。基盤強化でさらなるネットワーク拡充を進める。

「業界を牽引し、グローバルな調査会社を目指す」と国内業界トップシェアもいよいよ射程に入る。