ドッグウェアを札幌から世界へ。鹿肉事業も拡大
三上 昌彦氏 アイコンズ社長
全国区の人気を誇るドッグウェアメーカーを統率する。製品はアメリカなど国外7カ国でも販売するなど、国内外が主戦場だ。
22年12月には札幌本店を移転。札幌市中央区円山に社屋を新築した。
「建物は犬と同居が可能な賃貸マンションを兼ねており、ドッグランやペットホテルも併設しています。犬との共生ができる場所にしたかった」
道産品を活用した事業も展開する。道内で増殖した野生のエゾシカ肉を活用した犬用ジャーキーや角を用いたアウトドアグッズも開発し、22年は12種の商品を発売。
さらに「JAとまこまい広域穂別支所」や日高地方の農家と連携し、トマトなどの道産野菜を使用したドッグフードの販売も開始した。
「23年早々に、総合栄養食品のリリースも控えています。衣食住の観点からペットと飼い主を幸せにしていきたい」