再開発事業、本道物流の課題解決に注力
舛川 誠氏 北見通運社長/北見商工会議所会頭
22年11月、北見商工会議所会頭に2期目再任。「一丁目一番地」の懸案事項として副会頭時代から携わってきた「中央大通沿道地区再開発事業」がいよいよ23年度に着工する。1.6ヘクタールの事業用地内に経済センタービル(仮称)や夜間急病センター、サ高住、分譲マンション、イベント広場などを配し、25年度中の全施設完成を見込む。
「1期目で道筋を付けた。今回の再任はそこを評価いただいたと思う。これからの任期3年では事業の進捗を見守るとともに、コロナ禍で傷んだ事業者への支援を強化したい」
また本業の農産物輸送を中核とする総合物流企業のトップとして、道内と本州間の輸送力維持・確保に力を入れる。
「道新幹線札幌延伸に伴う並行在来線と青函共用走行問題は、道内経済や食糧基地としての供給の役割にとって最重要。道商工会議所連合会などと協力して国に要望していく」