環境に配慮した新しい「い・ろ・は・す」が好調
佐々木 康行氏 北海道コカ・コーラボトリング社長
原材料、資材、エネルギーコスト増大による物価高が影響し、節約志向が顕著になった。そんな逆風の中でも好調なのが「い・ろ・は・す」。100%リサイクルPETで、ラベルを下部に配置したデザインにリニューアル。北海道で先行発売した。
「透明な部分が大きく、近い将来のラベルレスを予見させるデザイン。地球温暖化をはじめとする環境問題への関心の高まりを感じる」
環境問題は同社が長年、取り組んできたテーマだ。
「SDGsと『北海道コカ・コーラグループ2030VISION』を連動し、従来のCSR活動をより事業活動と結びつけた。製造から販売まで事業そのものがサステナビリティ活動と位置づけている」
23年は創業60周年を迎える。「ウィズコロナにおける社会の変化、新しい生活様式、購買行動、サステナビリティに即した提案をしていく」