除排雪を中心に業績好調。全事業の底上げを図る
加藤 忠氏 T.K.R社長
法人向けの除排雪を主軸に、鉄筋工事やユニットハウス、セキュリティなど多岐にわたる分野で事業を展開する。
中でも除排雪件数は道内屈指で、札幌圏内ではトップシェアを誇る。ショベル・ダンプの1日の稼働台数も石狩管内で最も多い。
「22年は大雪でスポット除雪が増加しました。フル稼働のシーズンでしたが、自社で堆積場を保有しており、遅延なく完遂しました」と振り返る。
また、近年好調なのがユニットハウス事業。販売から設置、内外装のデザインやリフォームまで一貫して手掛けており、23年9月までは新規工事を受けられないほど依頼が殺到している。
一方で、22年5月には自社工場を、9月には社屋を新設するなど設備投資も推進する。
「新たな年は9人目のベトナム人材を迎え入れる。人材育成にも注力しながら、全事業の底上げを図っていきます」