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協業組合エクセル三和

同社で保有する塵芥車(じんかいしゃ)。1市3町で廃棄物の収集運搬を担う

廃棄物の収集運搬で地域のライフラインを支える

北広島市を中心に、長沼町や南幌町、由仁町の生活ゴミ・し尿などの廃棄物収集運搬業務を担う。創業から50年以上にわたり、〝地域住民のライフラインを支える〟を使命に、清潔な生活環境を維持し続けてきた。

胆振東部地震の際には、滞らせることなく収集業務を継続。住民の快適な生活を守り抜いた。その後もBCP対策を強化し、災害に負けない体制作りを推し進めている。

また、今年6月までに前述の1市3町と「災害時における仮設トイレの設置及びし尿収集・運搬等に関する協定」を締結。地域との連携を深めた。

今後、北広島市ではボールパーク開業やゴミ処理広域化を控え、収集体制の変化が予定される。これに伴い、完全週休2日制の導入をはじめとする働き方改革の推進や外国人の雇用、女性だけのチーム結成などを計画し、人材確保に力を注ぐ方針だ。

菅野政博代表理事は「生活を下支えする企業として憧れを持ってもらえるよう、3Kのイメージを払拭したい。さらなる社内環境の整備に努めていく」と語る。

左から佐々木恵一常務理事、菅野政博代表理事、坂東和彦専務理事