鈴木直道新知事インタビュー 北海道を愛するすべての力を結集させる
16年ぶりの知事交代。道政の新トップとなった鈴木直道氏の目の前には、JR北海道の不採算路線問題など、難題が待ち受けている。IR誘致の是非についても判断を迫られている。また、選挙公約で掲げた「ほっかいどう応援団会議」をどのような制度にするのか。就任間もないフレッシュな知事への直撃インタビュー。
特集・始動!鈴木道政 注目の赤レンガ人事 固唾をのむ特別職・道幹部たち
初当選した鈴木直道新知事が道庁の特別職、幹部人事に着手する。副知事3人の総入れ替えの観測が高まる中、道庁内部は異様な緊張感に包まれている。人事は組織掌握の要。果たして新知事はどんな幹部人事を断行するのか。サプライズ人事の可能性はあるのか。特集には、「答弁調整はどうする?新知事が立ち向かう道議会という戦場」なども。
口コミ分析ランキング 外国人に選ばれる北海道の宿
世界最大の口コミプラットフォームを提供するトラスト・ユーが「外国人に選ばれる口コミ高評価の北海道の宿ランキング」を発表した。同社は世界250以上の旅行情報サイトの口コミや評価を収集して分析、視覚化して観光業界に情報を提供している。今回のランキングは、2016年10月~18年10月までのデータを元に作成した。英語、中国語など言語別のランキングも発表しており、意外な傾向が見てとれる。
ハードロック日本法人社長インタビュー ワールドクラスのリゾートを日本に!
アメリカの大手エンターテインメント企業・ハードロック・インターナショナルの日本法人社長が、苫小牧市内に拠点を開設した。狙いは現地で誘致運動が進むIRだ。ハードロックはどのようなIRを構想しているのか。ギャンブル依存症対策は。4月に来道した日本法人のトップのアド・マチダ氏に話を聞いた。ちなみにアド氏は2016年の大統領選の時、ドナルド・トランプ氏の政策立案責任者を務めた人物でもある。
特集・噂の不動産・再開発
塩漬けになっている札幌西武跡、札幌市のMICE計画地と隣接する旧ヤマハ札幌店跡地、苫小牧のIR建設候補地など、各地で噂が飛び交う不動産や再開発構想をレポートした。札幌西武跡は所有者のヨドバシカメラが今、街区全体の大規模再開発に意欲を示しているという。その背景にあるのは……
“北海道ドライブ観光の父” 西村紘一氏が遺したもの
「ご恩を何としても返さないといけないと思い、この会を開きました」と話すのは、国土交通省北海道局長の和泉晶裕氏。4月20日、シンガポールの旅行会社「プライムトラベル」会長の故・西村紘一氏を偲ぶ会が、札幌市内のホテルで営まれた。会の発起人代表を務めた和泉氏が西村氏と出会ったのは2005年。当時、和泉氏は道内観光の振興に力を注いでいた。そして2人の出会いが、外国人観光客のドライブ観光に火を付けるきっかけになった。
あわや企業データが流出 道トラック協会のひやひや対応
多くのトラック業者のデータが流出する危機が4月、北海道トラック協会で発生した。道トラック協会は各トラック業者に対して調査・指導をおこなっており、その結果が閲覧できるノートパソコンを紛失してしまったのだ。しかも、約3週間にわたり、なんら具体的な対応・対策をこうじていなかったというのだ。情報はパスワードによって保護されているとはいえ、危機意識が足りなかったと言わざるを得ない。
道議会議長選 勝負を左右する第3の男・角谷隆司
道議会では2年ごとに人事がおこなわれ、議長は慣例で最大会派の自民党から選ばれる。自民会派内の取り決めで議長候補資格者は5期生。今回は村田憲俊氏、東国幹氏、角谷隆司氏の3人が立候補に意欲を示す。村田氏と東氏のどちらかが前期議長に有力視されている。ただ、角谷氏が勝負の鍵を握るという見方も。自民会派内の1回目の選挙で決着がつかず、決戦投票に移行した場合、角谷氏の勢力がどちらに付くかが決め手になり得るからだ。