財界さっぽろ 2017年3月号のさわり

財界さっぽろ 2017年3月号

J1開幕直前特集(全43ページ)・コンサドーレ「残留、定着、その先へ」

2017年Jリーグがいよいよ開幕する。久々にJ1のピッチに立つ北海道コンサドーレ札幌はシーズン初戦の相手がベガルタ仙台、ホーム開幕戦がセレッソ大阪となっている。赤黒の戦士を巻頭から43ページにわたって大特集した。本誌で連載を担当する砂川誠氏による「沖縄キャンプゆるめレポート」を始め、インタビューや対談には都倉賢、内村圭宏、宮澤裕樹、福森晃斗、ク・ソンユンら人気・主力選手がズラリ。「保存版・全選手名鑑」「J1全チームデータ」も。

原発再稼働で立ち往生で北電に危機説

3・11の後、北海道電力の経営が厳しい。自己資本比率も大きく低下してしましった。最大の理由が泊原子力発電所の再稼働問題。審査が暗礁に乗り上げており、先行きが見通せないと言っていい。電力会社の中でも原発依存度が高い北電だけに大きな痛手だ。さらに電力小売自由化後の新電力の攻勢も無視できない。17年3月期は黒字を確保したものの、大幅な減益が予想されており、このままだと、他電力会社との統合すらあり得るという観測すら流れ始めた。

全26ページ大特集・王者の社台に食らいつく馬産地・日高の“奮戦”

JRA開催日「メイショウ」の馬が出走しない日はない。日高の中小牧場から年100頭以上を購入する名門オーナー松本好雄氏。日本競馬界の重鎮でもある松本氏に愛馬との秘話などを聞いた。その松本氏を師と仰ぐDr.コパ氏も日高応援馬主の1人である。コパ氏が日高にこだわる理由とは…。2016年度代表馬「キタサンブラック」の生まれたヤナガワ牧場とオーナー・北島三郎氏との“浅からぬ縁”もレポート。競馬ファン必読の大特集だ。

秋元札幌市政・中間決算 日ハム問題、五輪誘致、副市長人事“噂の真相”…

秋元克広氏が道都・札幌市のトップに就任してから2年。議会ともうまくやっており、市政は安定している。しかし、対応を間違えれば、秋元氏が狙う再選を危うくしかねない2つの問題が進行中なのも事実だ。札幌ドームからの本拠移転を検討中の日ハムとの関係、2026年冬季五輪の誘致である。また、春の副市長人事をめぐる庁内の噂も気になるところ。

道新グループ人事 広瀬兼三社長を悩ませるUHB須賀信昭社長の処遇

北海道新聞社グループの役員改選は6月に実施される。いま関係者の最大の関心事は、UHBの須賀信昭社長の去就だとか。須賀氏は今年7月で66歳となり、慣例となっている役員定年(65歳)を超える。インターネットメディアの隆盛により、新聞、テレビの両業界を取り巻く環境が厳しいことはご存じの通り。広瀬兼三社長は頭を悩ましている。

サッポロビール髙島英也社長インタビュー“ビール復権”の旗印を掲げる!

サッポロビールの新社長に就任した髙島英也氏は、2012年に北海道本社代表兼北海道本部長を務めるなど、道内ともゆかりが深い。同社は目下、ビール類市場が好調をキープ。髙島氏はさらに取り組みを強化し、17年を“ビール復権”の1年と位置づけて指揮を執るという。政府・与党で検討されている酒税改正に対する見解も聞いた。

40年ぶりに選挙戦、共和町長選は「下克上」

4月30日投票の後志管内共和町長選には現職・山本栄二氏、役場の前課長・成田慎一氏、前道議・向井昭彦氏が出馬を予定。共和町長選では実に40年ぶりに選挙戦になる。各陣営は一定の支持を集めており、三つどもえの激戦も予想される中、こんな見方もある。町政関係者は「前課長の成田さんは、今の町長・山本栄二さんの後継者と目されていた人物。今回は下克上を狙う形となっている」と解説する。