札幌かに本家が39回目の「かに供養」を実施〈札幌かに本家〉

厳粛に行われた「かに供養」

 

 カニ料理専門店「札幌かに本家」は、11月13日に札幌市中央区の玉宝禅寺で、毎年恒例の「かに供養」を開催した。

「山陰松葉ガニ」の漁が11月に解禁されるなど、本格的なカニのシーズンを前に、自然の恵みに感謝し、繁忙期に向けて商売繁盛を祈願するもの。1985年に初めて行われてから今年で39回目の開催となった。

「札幌かに本家」は全国に13店舗を展開し、1年間にズワイガニやタラバガニ、毛ガニなどを18万匹(200㌧)使用をしている。

 小笠原輝幸専務は「年末の予約は徐々に入っていますが、昨年に比べて、カニの値段は1割~2割ほど値上がりしています。品質の向上とお客さまの満足度を最優先に考え、全国や海外からのお客さまに喜んでもらえるおいしさを求めて努力をしていきたい」と話す。