富良野駅前に忍者屋敷風焼肉店がオープン〈焼肉 忍火〉

「忍火 上忍 ふらの和牛盛り合わせ」(7700円)

 

 9月6日(金)、JR富良野駅前に忍者屋敷をコンセプトとした焼肉店「焼肉 忍火」がオープンした。

 店内は和風のインテリアで統一し、スタッフは忍び装束に身を包むなど演出にこだわっている。日本刀のレプリカを持って記念撮影ができるスポットのほか、忍者グッズも販売する。

 提供するのはブランド牛「ふらの和牛」を中心に道産肉に限定。いちおしメニューは「忍火 上忍 ふらの和牛盛り合わせ」(7700円・税込み)で、仁井将史店長は「A5~A4ランクの肉のみで、サーロイン、上カルビ、イチボ、中落カルビ、ランプの5部位を盛り合わせました。ふらの和牛を提供する店の中でも多くの部位をそろえる焼き肉店は希少です」と話す。

 完全個室のVIPルーム〝忍び部屋〟として「伊賀の間」「甲賀の間」を備え、接待利用にもおすすめだ。

 運営する「FURANO BASE」(本社・富良野市)の庄司哲也社長は「富良野エリアは道内有数の観光スポットとしてインバウンド需要が高まっています。観光客の皆さんに、おいしい道産牛を堪能いただき、忍者という日本固有の文化の体感が思い出になれば」と語る。今後はスイカやメロンなど富良野産果物を店内販売し、富良野の魅力を発信する一方、地元企業と提携し地元向けの割引サービスも計画している。

 営業時間は午後5時~同10時まで。不定休。

■焼肉 忍火

富良野市朝日町4番22号(JR富良野駅徒歩3分)
☎0167・56・8900

酒蔵倉庫を活用

最大8名の完全個室など62席を備える

忍者気分を味わえる撮影スポットや物販コーナー