道内の牧場と提携し、新鮮な道産羊肉を提供
採れたて新鮮な道産食材を使用した料理を堪能できる
日本で流通している羊肉の98%は、オーストラリアやニュージーランドなどの外国産で、道産羊肉はわずか0・6%と希少だ。
8月14日にオープンした「炭焼ジンギスカン 北の風」は、希少な道産羊肉が味わえる本格的なジンギスカン専門店。道内15カ所の提携牧場から直送されるラムやホゲット、マトンなどの新鮮な羊肉を厳選して提供している。オープンしてまだ1カ月足らずだが、地元客や観光客など連日多くの人でにぎわいを見せている。
産地や品種、部位など入荷状況は毎日異なるため、ラインアップはその日にならないと分からない。市場にはほとんど出回らないタンやレバー、ハツ、サガリなどの内臓系が稀に入荷することもあるが、これら希少部位は数量限定のため、開店から1時間ほどで品切れになってしまうことも。
道産羊肉を余すことなく堪能したい読者には、早い時間帯での予約をおすすめする。運が良ければ出会えるかも。
野菜も道産にこだわり、旬の季節野菜を提供するほか、厚岸町の牡蠣生産者から取り寄せる生カキなどの新鮮な海鮮料理も人気。また、道産ワインや地酒、クラフトビールなども取りそろえ、道外の人をもてなす際にもおすすめしたい。
店内はカウンター15席、テーブル15席、個室12席・3部屋の全42席を用意。同店には専属の肉のカットマイスターが在籍しており、カウンター席では目の前でさばく様子を眺められ、ライブ感も楽しめる。
営業時間は、ランチが正午~午後3時(ラストオーダー30分前)。土・日・祝日のみ営業。ディナーは午後4時~同11時まで(ラストオーダーは30分前)。
炭焼ジンギスカン 北の風
■札幌市中央区南3西4‐16ワカツキスクエアビル1階
☎011-271-7777
羊肉を使用した「炙り羊ユッケ」も用意
一頭買いした羊肉を店内でさばいて提供