術式の開発と普及、若手の育成で医療発展に貢献
長濱 賢氏 医療法人社団信力会 札幌脊椎内視鏡・整形外科理事長
内視鏡を用いた腰椎固定術「PETLIF」を開発。道内に6人しかいない「日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術」の技術認定医だ。
23年に設立した「Hokkaido脊椎全内視鏡研究会」は、24年9月に北大、札医大、旭医大から3人のドクターを世話人として招集。盤石な体制を整えた。
「オール北海道で、若手の育成に注力しています」
年間400件以上の執刀の傍ら執筆活動も行う。24年は、日本整形外科学会で使用される整形分野の教科書2冊、テクニカルノート3冊を担当した。先端技術の開発者として、全国の講演にも招致されるなど、東奔西走の日々が続く。
一方で、富士フイルムと共同開発を進めるAI技術を用いた画像描出ソフトは、いよいよゴールが見えた。
「足がけ2年、新たな年にようやくリリースできます」と医療業界発展にも尽力する。