事業規模を拡大。過去最高の売上高を見込む
平 元彦氏
35歳の若さで全国6位の菓子卸を統率。父が全国展開を実現し、自身はグローバル化を推進している。
24年10月には、輸入強化のために「海外調達部」を新設。国外商品の発掘を加速させ、他社との差別化に成功した。
「国内の仕入れを強化する部署も同時に立ち上げた。国内外で仕入れ体制を強化する」
一方で、11月からはフレックスタイム制を導入した。
「個々のパフォーマンスが向上する反面、従業員を管理しにくくなるデメリットもあった」と振り返る。それでも社員を信じ続けたところに、リーダーとしての資質が垣間見られる。
業績も引き続き好調を維持。24年度の売上高は、前年比110%増の700億円超と過去最高を見込む。
「取り扱い商品や仕入れルートを強化して業容を拡大する」と3年で売上高1000億円超を目指す。