北海道一神聖で美しい「木造五重塔」が完成へ
佐藤 嘉高氏 弘照院ばらと霊園住職
開山46周年を迎える「ばらと霊園」は、境内地3万坪と墓所10万坪を有する国内最大級のバリアフリー墓所。1200年の伝統を誇る総本山醍醐寺(京都)の直轄である弘照院が管理・運営している。
道内初の木造五重塔がいよいよ完成する。「寺院建築の中でも最も神聖な建物で、厳しい気象条件をすべてクリアの上、地震や風雪に備えた千年の時を見守る構造とした。日本一美しいと言われる本山醍醐寺五重塔(国宝)の壮麗な姿をもとに、力強さと美しさを兼ねた北の大地に相応しい塔となった」と語る佐藤嘉高住職(中央)。
塔内は極彩色仕上げの仏像12体・仏画16点を置き、天井や柱は金と七宝網羅で荘厳された。寺院の象徴として歴史的建造物として、長く「希望と安寧」をもたらす塔となる。
長男・昂紀師(写真左)は、第73代札幌青年会議所の理事長を務める。