ほっかいどうデータベース

〝ライブ感〟を演出し、感動を届ける飲食店に

(おおやま・やすまさ)1962年札幌市生まれ。専修大学卒業後に渡米。ロサンゼルスなどのレストランで働き、帰札後、86年に第1号店「アルズ・バー」をススキノにオープン。99年から現職。2019年から一般社団法人日本フードサービス協会副会長を務める。24年4月「さっぽろ外食産業研究会」の会長に就任。外食産業の発展に尽力。

大山 泰正氏 イーストン社長

 イタリアンレストラン「ミア・ボッカ」や居酒屋「焼鳥ダイニング いただきコッコちゃん」などを全国展開。北海道発の飲食チェーンとして計45店舗を経営している。27年度に70店舗、売上高70億円という目標を掲げている。

「我々の店では〝ライブ感〟を大切にし、お客さまに感動を届けられるような仕組みづくりを進めています。内部業務のDX化を進めつつ、接客スキルを向上させるための人材育成に取り組んでいます」

 自身も社員との1on1ミーティングをはじめ、コロナ禍で中止していた幹部研修「社長塾」を再開し、飲食経営の〝神髄〟を伝えている。

 一方、24年4月には札幌商工会議所の観光部会内で「さっぽろ外食産業研究会」が発足し、会長に就任した。

「人材不足、原料費高騰の問題は深刻。行政と積極的に意見交換しながら、業界一丸となって乗り越えていきたい」