原点回帰で主体性を持った介護現場を創出
青山 央明氏 青山グループ代表
道内30カ所に介護・福祉事業所と建設業などを運営。「希望のつぼみグループ」を率い、〝あきらめない介護〟を実践している。
多くの企業が深刻化する働き手不足は、介護の現場でも顕著だという。
「大変な業界だからこそ、そこに〝楽しみ〟を生み出せるよう、グループ全体でもう一度介護の原点に還り、チーム力を一層底上げしていきたい」
月に一回、グループ全体で研修会を開催。オンライン参加も含めた活発なディスカッションは、会社の経営方針に直接つながっているという。
「介護保険制度の開始から20年以上が経ち、当時とは状況が大きく異なる。全社一丸となり、純粋に福祉に向き合う組織だけが生き残ると考えている。原点を忘れず基本を徹底して取り組んでいきたい」
25年は介護を守るため、グループ内企業を成長させたいとしている。