北海道消防機材
創業76年。火災時のリスクに備え、社員の意識を向上
道内初の自動火災報知設備の設置、スプリンクラー設備の設置を手掛けた「北海道消防機材」。1948年に制定された消防法と同時期に創業した。
消火器やスプリンクラーなどの消防設備において、長年蓄積したノウハウと技術で、設計から施工、点検までワンストップで対応できるのが強みだ。ホテルや大規模施設など、札幌中心部の再開発から郊外の商業施設まで案件は多岐にわたる。
消防設備は、日常の点検を怠ると機器が正常に作動せず、火災時の危険性も高まる。リスクに備え、日々の施工や保守業務は欠かせない。同社では、社員の教育体制の充実を図り、社員一人ひとりの意識を向上させている。消防設備士や防火対象物点検資格者などの国家資格取得率も高い。
八木健眞社長は「従業員の意識を高めることが安心・安全な社会に貢献することになる。今後も社内の基盤を強化していきたい」と話す。