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北海道ロードメンテナンスが平岸通りで〝事故なし〟祈願

児童と梨を配ってドライバーに安全運転を呼びかける吉持俊則専務

8月2日、札幌市立平岸小学校の児童が学校前の国道453号に立ち、ドライバーに梨を配って交通安全を呼びかけた。北海道ロードメンテナンスが毎年行う交通啓発活動だ。

 道路維持管理の「北海道ロードメンテナンス」(本社・札幌市)では、8月10日の「道の日」に合わせ、1996年からこの交通啓発活動をおこなっている。

 今年も例年同様、札幌市立平岸小学校前でイベントを開催。夏休み中の児童と保護者約100人が校舎前の国道453号(通称平岸通り)に立ち、ドライバーに梨を配って〝事故なし〟を呼びかけた。

 平岸通りは同社が長年、維持管理を手掛けており、国道に面する珍しい小学校ということで交流がスタート。毎年、同校のマーチングバンド部に楽器を寄贈しているほか、校内清掃や側溝清掃、インターロッキング整備、雑草除去など、さまざまな形で支援している。

 当日は梨約400個を配布。さらに8月26日の始業式には、児童全員に800個を届ける予定となっている。

 米野孝之社長は「コロナで2年お休みしましたが、この梨配布イベントは、今年で21年、19回目の開催となります。皆さんでドライバーに安全運転を呼びかけ、一件でも交通事故が減ればうれしいですね。今年から夏休みが長くなったようですが、楽しい休みとなるように、皆さんも車には気をつけましょう」とあいさつした。 

児童と保護者にあいさつする米野孝之社長