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西さっぽろ病院

2026年春に完成予定の新病棟(完成予想図)

くび、腰、肩に特化。2026年に移転新築を計画

 整形外科の単科病院として専門性を追求している「西さっぽろ病院」(56床)。

 昨年には脊椎治療を専門とする「札幌スパインクリニック」と提携し、同クリニックの渡邊吾一院長が西さっぽろ病院の理事長に就任した。両院は2026年に合併予定だが、先だって脊椎と肩の専門外来を今年から開設し、道内各地の患者を受け入れている。

 渡邊理事長が力を入れているのが低侵襲脊椎安定術「MIST」。一般的な脊椎手術に比べ切開が少なく、筋組織の負担を軽減することで高齢者にも積極的に施術でき完治を目指せる。さらに金子高久医師による全内視鏡手術(FED)、前理事長で肩関節を専門とする岡村健司医師の内視鏡手術など、先端の手術を体得した執刀医がそろう。

 合併に伴い、26年春に札幌の桑園エリアに新病棟が竣工する。

 渡邊理事長は「病棟や手術室など、こだわり抜いて準備を進めています。脊椎と肩の〝専門店〟として全国から優秀なドクターを召集し、後進の育成にも注力します。患者さんには良質な医療を、そして整形外科の発展に寄与する病院を目指す」と語る。

●診療科目
整形外科、リハビリテーション科、麻酔科

●診療時間
月~金 9:00~11:30、13:00~16:30
土 9:00~11:30
(新患は午前・午後ともに30分前に受付終了)

●休診日
日曜・祝日

渡邊吾一理事長