環境リサーチ
調査・分析で、北海道の環境保全に全力を注ぐ
今年で創業53年を迎える「環境リサーチ」は、水質や大気、土壌、アスベストなどの調査・分析業務を手掛ける黒子企業だ。
分析精度の高さが多方面から評価を得ており、水質検査においての顧客リピート率は98%で、ボイラーなどから輩出されるばい煙測定の検査数も道内トップクラスを誇っている。
顧客は官公庁やゼネコンが中心で700社以上を抱える。近年は北海道新幹線延伸工事でも実績。トンネル内の土壌調査や採掘場所から流れ出る地下水の分析などを行う。
また、さまざまな検体を分析するため、本社には最新の検査機器や分析装置を完備するほか、2020年には札幌市南区にアスベスト専門の「澄川分析センター」を開設。検査体制の拡充にも努めている。
さらに、22年からは全社員にタブレット端末を支給した。現場の調査段階から過去の分析データを活用することが可能になり、分析の即時性も高めている。
「皆さまの生活に直結する環境調査には、大きな責任とやりがいがある。環境保全と道民の暮らしを守り続けることを誇りに、持続可能な社会づくりに貢献していきたい」と森本英嗣社長。