繁忠電機製作所
技術の向上と継承で関東でもインフラを支える
配電盤や制御盤など年間約2000基を製作。昨年で創業50周年を迎えた。納入先は道内を中心に全国の公共施設や大手スーパー、ビル、病院など幅広い。
「創業時から〝地域の電気を通し生活を守る〟をモットーにインフラを支えてきました。製品を目にしていただくことは少ないですが、産業や生活を担う一員として誇りを持って業務にあたっています」と根津夏枝専務。
〝第2の人生繁忠で〟を合言葉に中途採用を積極的に行い、マンツーマンの指導などで技術の継承にも注力。顧客満足度を高めている。
根津専務は「ここ数年で経験がなくても配電盤製造に興味を持ち、携わる方が増えています。未経験者も経験者も活躍できる職場にしたい」と話す。
今年4月には関東営業所を開設した。「当社の製品をもっと使ってほしい。全国展開を目指し、まずは関東から業績をのばしていきたい」と根津専務。