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角屋工業

地域のインフラを陰から支える

Aクラス事業者としてさらなる成長を目指す

 1980年に紋別市で創業した「角屋工業」。水道管の設置および配水管の敷設工事、修繕を中心に、空調工事や換気工事などの衛生空調冷房暖房設備工事なども手がける。

 公共工事から個人住宅まで大小さまざまな工事に対応し、昨年には特定建設業許可を取得。売り上げ、利益、技術力などが総合的に評価され、今春から入札参加資格の格付け制度でAクラスに昇格した。

 三好和博社長は「蛇口をひねれば水が出るという当たり前のインフラを守るという誇りを持って業務にあたっています。今年度から大規模工事も受注できるようになり、飛躍の年にしたい」と意気込む。

 次世代への技術の伝承にも精力的に取り組む。紋別市のほか、北見市や網走市など近隣市町村を含めた広域の採用活動を展開。社員の資格取得費用を全額負担するほか、イデコプラスなども導入して資産形成を支援するなど、福利厚生も充実させている。

「雇用を通じて紋別を少しでも元気にしたい」と三好社長。

 8月には新社屋の完成を控え、新たな拠点でさらなる成長を目指す。

三好和博社長