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大建型枠

「人材は宝」と考える同社では若手も多く働く 

〝重要な役割〟にプライドを持つ型枠の専門集団

 とび・土工工事や鉄筋工事と並び〝躯体三役〟と呼ばれる型枠工事。建造物の形状や強度をはじめ、最終的な耐久性やデザインに直結するため、重要な役割を担う仕事と言われる。

 江別市に本社を構える「大建型枠」もこの分野のエキスパート集団だ。札幌市やその近郊の賃貸マンションをメーンに手掛けている。

 小田島大介社長は19歳から型枠業界に飛び込んだ。

「コンクリートが型枠に流し込まれ、実際の建物の形が現れてくる瞬間は、型枠大工として誇りを感じるものです。『子供にも自慢できる建造物に携われる』ということがこの仕事の一番の醍醐味です」と小田島社長は語る。

 現在、同社が掲げるテーマは「短時間で最大限の仕事を」だ。就業時間は午前8時から午後4時。業界では珍しく残業はほぼない。集中力を持続できる短時間で、個々の能力を最大限に発揮させている。

 小田島社長は「従業員あってこその企業。人材は当社の宝です。社員には働きやすい環境を、施主には最高品質の工事を提供するのが私の使命です」と話す。

 

小田島大介社長