越山ビルデイングズ
札幌の地に根付いて111年。地場不動産業界の老舗
1913年に札幌で創業した「越山ビルデイングズ」は、〝住みたくなるまちづくり〟をモットーに掲げ、札幌市の発展と共に歩みつづけ、昨年に創業110年目の節目を迎えた地場不動産会社だ。
主力事業はオフィスや商業用テナントビルと賃貸マンションの不動産賃貸で、札幌市内にテナント・オフィスビル2棟、賃貸マンション4棟を保有する。
越山輝大部長は「入居率は常時95%以上ですが、今後は賃貸マンションのインテリアを演出して物件の魅力を引き出す『ホームステージング』にも取り組み、さらなる入居率の向上とお客さまの理想の暮らしをサポートしていきたい」と語る。
2017年に竣工し、富国生命保険相互会社と共同所有する「札幌フコク生命越山ビル」(札幌市中央区北2西3)は、地下1階から3階に入居する複合商業施設「sitatte sapporo(シタッテサッポロ)」が、札幌の新たなランドマークとなった。6代目の越山克志社長は「札幌駅前は大手企業の進出が相次いでいますが、代々受け継いできたこの場所を守り、地場企業として今後も札幌の街の発展と価値の向上に寄与したい」と話す。