西尾木材
〝木材のデパート〟として顧客のニーズに応え続ける
「西尾木材」は1947年の設立以来、木材の卸をはじめ、住宅設備や建築資材の販売、外壁工事など、業容を拡大している企業だ。
木材の取り扱いは、苫小牧工場を拠点に北欧や北米などから仕入れ、全道のプレカットメーカーや資材販売店に供給している。
近年は複雑な形状の木材や集成材のセット、特殊加工など、顧客ニーズが多様化している。それに対応するため、昨年9月に苫小牧工場の設備投資を実施。新型の加工機の導入をはじめ、さまざまなサイズの集成材が保管できる大型倉庫などを設置した。
佐久間誠社長は「取り扱う集成材の品目数は、100種類以上に上ります。〝木材のデパート〟と呼ばれる存在を目指したい」と語る。
一方、札幌本社では建築資材や住宅設備の販売、外壁工事を担う。設備の販売では独自の供給ルートを持ち、見積から配送まで迅速に対応する。
また、外壁工事では経験豊富な専属の職人が対応。工期の安定と品質を両立している。こうした迅速かつ誠実な対応を徹底し、住宅ビルダーからの信頼も厚い。
札幌本社を統括する岩佐隆広専務は「営業力の強化にも努めつつ、これまで通り実直に取り組んでいき〝顧客主義〟を徹底していきます」と語る。