障がい福祉事業を拡大。高齢者施設紹介も堅調
大野 仁宏氏 エイジフレンドリー社長・ヒューマン社長
高齢者と障がい者の施設紹介の「エイジフレンドリー」と、就労支援、グループホーム運営の「ヒューマン」を中核に全6社でグループを形成。介護・福祉事業を手がける。
医療機関や民間の支援機関経由での相談が増加。スタッフの増員を計画しているが「人材教育が最も重要です。業務拡大によるサービス低下は許されません」と襟を正す。
一方、運営する就労支援事業所「METAラボ」では、動画編集技術を学ぶことができ、多様化する障がい者の働き方にも対応している。
23年は冷凍餃子の無人直売所「E餃子」を札幌と江別にオープン。餃子は札幌市内のセントラルキッチンで障がい者が製造している。店舗だけでなく、小売店や飲食店への卸売販売も拡大している。
また、23年はグループホーム6社が傘下に加わった。FC展開も視野に障がい福祉事業の拡大を加速させる。