アサヒビール北海道統括本部
「ドライクリスタル」が好評。ニッカウヰスキーは90周年
「すべてのお客さまに、最高の明日を。」がビジョン。23年は、飲み会や宴会などの機会が増えたことに加え、イベントも復活。ビール需要に復調の兆しが見えた。
富岡清一郎北海道統括本部長は「さっぽろ夏まつり大通ビアガーデンも、約2000席とコロナ以前の規模で開催することができ、お客様に喜んでいただくことができた。また、9月にはじまったラグビーワールドカップフランス大会の協賛もしており、世界中のみなさまに『アサヒスーパードライ』を知っていただくことができた」と振り返る。
商品に関しては、主力ブランドの「アサヒスーパードライ」にアルコール度数3・5%の「ドライクリスタル」が加わった。飲んだ瞬間の飲み応えと透明感のあるキレを実現。度数が低くても、スーパードライ特有の躍動感あるうまさが表現されている。
新年は、ニッカウヰスキーが創業90周年の節目の年。さまざまなキャンペーンを企画している。23年9月には、創業90周年に向けた『NIKKA DISCOVERYシリーズ』の第1弾として、「シングルモルト余市 ノンピーテッド」「シングルモルト宮城峡 ピーテッド」を数量限定で販売した。
富岡本部長は「引き続き、北海道民のみなさまに愛されるように取り組んでいきたい」と意欲的に語った。