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北総研

今年3月に完成した新築賃貸マンション「NOVA桑園」

これまでにないハイグレード賃貸を構想

賃貸マンションの企画から設計、施工監理、完成後の管理業務までを担う「北総研」。札幌市内に数多くの賃貸マンションを供給してきた。

管理戸数は約2000戸で、入居率は96・3%(9月末時点)と高水準。今後も入居者から選ばれる優良物件を提供していく方針だ。

今年10月からは31期目がスタートし、新たな一歩を踏み出した。中山輝善社長は「来年には会長に就く予定ですが、引退はまだまだ先。管理戸数5000戸を目指し、事業を推し進めます」と宣言する。

今年3月には桑園エリアに新築賃貸マンションが完成。2LDKを中心としたファミリータイプで、完成前に満室となった。

「札幌には、富裕層を満足させられる高級賃貸マンションがありません。私が引退するまでには、これまでにない賃料設定のハイグレード物件をつくりたい。札幌の家賃相場が上がれば不動産投資は加速します」と中山社長は力を込める。

中山輝善社長。75歳となる来年に会長就任を予定する