ベネフィット
苫小牧東エリアが狙い目。地方で長期安定経営を
2025年、千歳市にラピダスの新工場が完成予定だ。周辺では、工事関係者や完成後の従業員の住居として、賃貸需要が高まっている。
今や全国の不動産投資家が注目する千歳市内をはじめ、近隣の恵庭や苫小牧で数多くの賃貸アパート・マンションを供給してきたのがベネフィットだ。千歳、苫小牧では600戸超を管理し、入居率は98%を誇る。
24年2月には千歳市末広で新築企画アパートが竣工予定だが、千歳市内の土地は高騰しており、収益の確保が難しくなっているという。狙い目は工場から車で15~20分と通勤圏の苫小牧東エリアだ。
同社では、この8月から10月に同エリアの沼ノ端に新築企画アパート3物件が竣工する。3棟の利回りは、札幌の新築賃貸マンションより1%以上高い。
建築費が高騰する中で収益性を確保できるのは、21年にM&Aで傘下に収めた苫小牧市に本社を構える「ベネフィット苫小牧」(旧佐藤不動産)の存在が大きいという。
「地域に根付いた不動産会社として、土地所有者から売却の相談が寄せられています。中間コストをかけずに土地を仕入れることで、高利回りが実現します。苫小牧での不動産投資はお任せ下さい」と同社。