光陽商事
2本柱で50周年目前。付加価値重視で体制を強化
建築・土木資材や工具、日用品など数万点を取り扱う「光陽商事」。2年後の2025年には設立50周年を迎える。
建設会社への法人営業を主体として創業したが、顧客の要望に応じ店舗販売も開始。数度の増築を経て、全国最大規模の売り場面積を誇る店舗兼社屋「ホーム・ワークKOYO」へと発展、現在は法人営業との2本柱に成長している。
同店では建設関連資材はもちろん、一般企業や学校向けの各種事業所用品も取りそろえ、幅広く利用されている。
一方の法人営業は、苫小牧や札幌、千歳、浦河、室蘭のほか道外にも販売網を広げる。業務に精通した営業担当が施工現場まで同行するなど、手厚いサービスが同社のスタイルだ。
従業員満足も追求し、1時間単位の有休取得制度や各種手当ての導入、社員間の対話を行いやすい環境づくりを行う。
「約50年間、ニーズに合わせて販売手法や取扱商品を拡大してきました。1980年に建設業許可を取得し、販売商品の施工も行っています。こうした付加価値づくりで差別化につなげています」と杉立貴昭社長は話す。