米倉公認会計士・税理士事務所

大手企業の会計監査やコンサルティングを担う米倉弘之代表。公認会計士の視点を生かし、建設や介護、飲食など道内中小企業の経営課題の解決に尽力する。

米倉代表は「人材不足の企業には、経理部門のアウトソーシングを提案しています。記帳や各種手続きの代行などで負担を減らせば、少ない人数でも管理部門を回すことができ、営業など他の業務に人員を振り分けることも可能です。属人化している作業も整理できるため、担当者が退職しても業務が滞らない」と話す。

事業承継にも力を注ぐ。後継者がいない企業には育成を支援し、決算書の読み方などから丁寧に指導する。M&Aを検討する場合は、将来のロードマップを描き財務面で健全化させるよう促す。

「社内のDX化もサポートします。省力化しつつ最終的には自社で完結できる仕組みが理想です。インボイス制度や電子帳簿導入への対応は、まだ時間的余裕がありますが、今期の決算終了後に迅速に移行できるように準備をしてください」と米倉代表。

今年3月には、札幌市西区から市内中心部に事務所を移転して利便性も高めた。